目のウロコが剥がれ落ちるQ&A

飼い主の盲点

Q1. 残飯で長生きしている子がいるのはなぜ? 食材がワンパターンではなく、多様性がある。人との差別感があまりない。

Q2. 最高齢のペットが38歳って本当ですか? 本当だ。38歳の猫が世界記録で、同じ人が少なくとも6匹を30歳以上に育てている。つまり飼育方法の正解はすでに示されている。

Q3. 長寿のギネス記録って最近は更新されてないですよね? ここ20年間更新されていない。最近の栄養学、飼育法に問題があるのだろう。

Q4. 獣医師のペットって別に長生きしてないじゃないですか? 私も15年ほどこの業界にいるが、そんな気がする。

Q5. 栄養士のペットが長生きしてるって話も聞きませんよね? 私もまったく聞いたことがない。

Q6. 栄養士自体も長生き職とは言えないのでは? 私が調べた限りでも、栄養士は長生き職とは言えない。

Q7. 高いフードを食べているのに病気になるのはなぜ? 高いフードが正解じゃないことを示している。栄養よりも重要なことがある。

Q8. 手作り食ってミネラルが不足しやすくないですか? 不足しやすい。塩をはじめとしたミネラルの不足は病気の背景となる。気がつかなければ治るものも治らない。

Q9. 昭和の犬が短命だったのは食事のせいじゃないですよね? その通り。フィラリアと事故。どちらも食事は無関係。

Q10. 平均寿命って若い子の死亡率で変わりますよね? その通り。10歳と1歳の子が亡くなるとき、1歳の子のほうが大きく平均寿命を下げる。

Q11. 大昔に貴重な肉を犬にあげてたっておかしいですよね? 普通に考えてありえない。一般論は作り話の可能性が高い。

Q12. 野生動物って1日3回食べてないですよね? 肉食獣に関しては1日0〜1食は珍しくない。昆虫食なら食事頻度は増えるだろう。

Q13. 野生のライオンが週に数回の食事で生きられるのはオートファジーのおかげですか? その通り。他の要素もあるが、オートファジーは主役的な仕組み。

Q14. オートファジーって長生きと関係ありますよね? 関係ある。身体はリサイクルによるエコモードで設計されている。

Q15. いつも満腹まで食べてたら病気になりますよね? 当然。満腹は万病の元と言える。

Q16. 腹八分目に医者いらずは健康長寿のコツになりますか? 言える。現代飼い主に必要なのは、食べるから病気になるという逆転の発想。

Q17. 塩は本当に敵なのか? ゼロでは生体活動が停止して死んでしまう。味方と考えるべき。

Q18. 血液に塩分が含まれているって本当ですか? 本当。血液1リットルに塩9グラムくらいが正常。

Q19. 脂質は敵じゃないですよね? 脂質はエネルギーであり、細胞の構成要素。体内で作ることもできるが摂るべき。

Q20. タンパク質って摂りすぎると腎臓が壊れますよね? その通り。腎臓のフィルター機能を破壊する。実際に腎臓病になればタンパク制限が指示される。

Q21. タンパクを摂りすぎたら悪玉菌が増えませんか? その通り。さらに悪玉菌はタンパクを分解してアンモニア(毒)を産生し健康を蝕む。

Q22. 腎臓が壊れてからタンパク制限って後手後手じゃないですか? その通り。腎臓の再生は困難であり、壊れる前からタンパク量に注意するべき。

Q23. 消化に良いものばかり食べてたら弱くなりませんか? その通り。消化に悪いものは腸内細菌にしっかり届き、健康度を高める。

Q24. 牛やキリンや象が草で筋肉をつけるのって腸内細菌のおかげですか? その通り。腸内の善玉菌は消化に悪い食物繊維からタンパク質を合成できる。

Q25. 腸内環境が悪いとメンタルに影響が出るって本当ですか? 本当。脳腸相関と呼ばれ、メンタル疾患の腸内環境は悪い傾向があり、逆に悪い腸内環境はメンタル疾患を発生させやすい。

Q26. 犬も猫も飼い主の気持ちがわかってますよね? わかる。発達した嗅覚が飼い主の体臭や呼気の匂いの変化から感情を読み解く。(岡田説)

Q27. 目が見えないのに飼い主がわかるのも臭いですか? その通り。おそらく、だいたいの位置までわかる。

Q28. がん探知犬って臭いで見つけるってことですか? その通り。人にはわからない、がん患者の特有の臭いを探知する。

Q29. 犬にもきっと頭痛ってありますよね? きっとある。人と同じように脳、血管、神経があるため。飼い主が見逃しているだけ。

Q30. 耳鳴りとかめまいもありますよね? あるだろう。病気だけでなくストレスや薬で発生するはず。

Q31. 動物の体って調べると人間とそっくりですよね? そっくり。外観は違うが、内臓の作りはほぼ同一と言える。

Q32. 人の薬がペットにも効くのは体の作りが同じだから? その通り。作りだけでなく仕組みや役割までも同じだから。

Q33. 人の点滴をペットに使うのは血液も似てるから? その通り。血液型以外、ほぼ同じ。

Q34. 犬にはプラセボ効果はないって、そんなことないですよね? プラセボ効果はある。感情が伝わるのだから発生する。人よりも強力かもしれない。(岡田説)

Q35. 優しく育てるとワガママになりますよね? 当然。ボスが入れ替われば、人以上に言うことを聞かなくなる。

Q36. ストレスって腎臓病の原因ですよね? その通り。ストレスによる血管収縮、ホルモン変化の影響。

Q37. ストレスを避けてたらストレスに弱くなりませんか? なる。適度なストレスは、むしろストレス耐性を高める。結局は我慢強い子になる。

Q38. LED照明ってもしかしてペットに良くないですか? 良くない。ペットは人を見上げることが多く、天井の刺激的なLED光がストレスや頭痛の原因になり得る。

Q39. うちの犬は音楽でリラックスするけど、音楽がわかるのですか? 曲の違いはわかるだろう。飼い主の機嫌と絡めて曲の好き嫌いが作られる。(岡田説)

Q40. たくさんシャンプーしてるのに皮膚炎が治らないのは逆にシャンプーが良くないってこと? 可能性はある。ペット用シャンプーの多くは弱アルカリ性。皮膚常在菌のバランスを悪化させる原因となり得る。

Q41. 日本は湿度が高いから皮膚病が多いって説明は変ですよね? 変だ。春先に打つワクチンの副作用を疑う意見がある。

Q42. ペットって薬を使いすぎじゃありませんか? そう感じる。家畜治療の流れ、ペットは副作用が出にくいという偏見、飼い主の薬信仰、副作用知識の不足などが関わる。

Q43. 薬で病気になることもありますよね? ある。不調を訴えることができないペットは人よりも多く、重篤化しやすい。

Q44. 犬は薬の副作用が出ないって、嘘じゃないですか? おそらく嘘。頭痛、胃のもたれ、手足のしびれ、目のかすみ、難聴、味覚障害など、多くが見逃されているだけ。

Q45. 新しい薬って危険もありますよね? 当然。歴史があり副作用情報が揃っている薬に比べて未知が多く、危険性は高い。

Q46. 薬とサプリってまったく別ですよね? まったく別。薬は身体の異物で基本は毒。サプリはほぼ天然物。体の流れに抗うか、沿うかという見方もあり。

Q47. 血液検査で病気って当てられないですよね? 難しい。基本的に血液検査は病気の確定には使えない。状況の変化を捉えるのに向いている。

Q48. CTって無駄なことも多くありませんか? 多い。CTをきっかけに健康を取り戻すケースは限定的。海外に比べて日本はCTの数が異常に多く、すぐ使いたくなる構造。

Q49. MRIはどうですか? CTと共通点が多い。MRIで病気を詳しく調べたところで、手術対応できないケースは多々ある。

Q50. 医療って実はあまり進んでないのでは? 一理ある。進んでいるのは診断・検査分野。治療自体は10年前とさほど変わりがない。

Q51. 病院って病気が多いほど嬉しいですよね? ビジネス的にはその通り。建前は「みんなを健康に」、本音は「病気が増えてくれないと困る」だろう。飼い主は建前だけしか知らない。

Q52. 獣医師によって言うことが違うのはなぜ? 医療の精度が低いからだろう。誤診率、ミス率は内緒にされているだけで、無視できないレベルの可能性がある。

Q53. 獣医師選びって、結局は腕の良さですよね? その通り。優先順位で言えば、親切や清潔さは二の次。

Q54. 薬って必ず効くわけじゃないですよね? その通り。100%効く薬は存在しない。50%で上出来、20%以下もザラ。(岡田視点)

Q55. ネットの健康情報って偏ってますよね? そう感じる。一面ばかり強調し、別視点が抜けている情報は多いと思う。

Q56. ネットの健康情報ってプロが書いてるわけじゃないですよね? 素人が多いだろう。文章を見ればわかる。私なら主張だけでなく根拠を示し、わからないことをわかると言わない、安易に断定しない、良い面と悪い面をフェアに提供したい。読み手に成長と自立を促したい。