はじめに!

はじめに:あなたは変われます!

飼い主が変われば、状況は変わります。いきなり軽い感じですけど、適当に言っているのではありません。まじめです。これまで1万件以上の相談に乗ってきた私の実感。ただし、変わるためにはそれなりの知識が必要です。そしてここが大事なところなのですが、みなさんがネットで学べる情報は、ほとんどが「井戸の中の常識」までです。みなさん「井の中の蛙大海を知らず」って言葉、知っていますよね。そう、あれと似たような状況にな...[さらに表示]
病気の本音

高脂血症(脂質異常症、高コレステロール血症)

高脂血症とは:黄色信号である高脂血症とは、血液中の中性脂肪やコレステロールが基準値を超えた状態のことです。検査結果でこの数値が出ると、多くの飼い主は深刻な病気を連想して不安になります。確かに、高脂血症が続くと血管障害や血栓症のリスクが高まるとされています。これは医学的に否定できない事実です。しかし実際のペット診療の現場では、高脂血症そのものが直接的な大問題になっているケースは、それほど多くはありま...[さらに表示]
相談室

岡田の健康法を知りたい、真似してみたい

私自身は、ゆるいことしかしていません。楽に続けられて効果的なことだけです。いまはもう健康法という認識はなく、ただの生活スタイルになっています。私のやっていることは一般的ではありません。むしろ多くの人に悪いと信じられているものが多いでしょう。なので真似はちょっと難しいかもです。私の健康の先生は医者でも栄養士でもありません。超高齢者と呼ばれる先輩たちだったり、以前の日本人や野生動物の生活スタイル、生ま...[さらに表示]
相談室

ささみ肉トッピング、タンパク割合40%超、肝臓病、腎臓病の悩み

ささみを与えている飼い主さんは非常に多くいます。理由には、高タンパク質で低脂質がヘルシーという説、そして犬の肉食説。それらが疑われることもなく広がっているからです。私の考えでは、犬のタンパク質割合は20%程度(フード換算、重量比)で十分です。適切な範囲に抑えることでオートファジーが活性化され、細胞の自己修復が促される。これが長寿につながるプランだと考えています。タンパク質が過剰になると、体の中でこ...[さらに表示]
相談室

抗てんかん薬を長く飲んでいる、発作はまだ起きている、続けるべきか

まず知っておいてほしいのは、発作の原因はてんかんだけではないということです。考えられる原因として: 真性てんかん(脳の器質的な問題) 低血糖による発作 肝疾患・腎疾患に伴う代謝性の問題 中毒・薬物の影響 脳血管障害(特にシニア) 迷走神経反射や失神との混同 食事要因:塩分・ミネラルの極端な不足(手作り食で完全塩抜きをしているケースなど)最後の食事要因は意外と見落とされています。あくまで私の観察の範...[さらに表示]
相談室

食べたものが体を作る、食事の質、一番はなに

栄養素の中で、食事の内容が体の組成に直接影響するのは脂質だけです。タンパク質は消化の過程でペプチドやアミノ酸に分解されてから利用されるので、食べたものがそのまま体のタンパク質になるわけではありません。糖質もエネルギーとして使われる段階で均質化されます。脂質だけが違う。食べた脂肪酸がそのまま細胞膜に組み込まれ、数週間〜数ヶ月かけて体の組成を変えていきます。魚のEPA・DHAやオリーブオイルを継続して...[さらに表示]
相談室

満腹にしてあげることが幸せ、飼い主の努め

たまの満腹は良いと思います。特別な日のご褒美として与えること問題はないですし、きっと幸せアップ。ただし毎日の満腹は、別の話です。人間に置き換えると分かりやすい。毎日食べ放題を続ければ、いずれ体に異変が出る。ペットも同じです。むしろ運動量・代謝・寿命のスケールを考えると、過食の影響はより早く、より深刻に出る可能性があります。過食が慢性的に続くと、腸内環境の悪化、慢性炎症、血栓リスク、血糖値の乱れ、心...[さらに表示]
相談室

薬が効いてるのか不明、できれば飲ませたくない、でも止めるのは怖い

薬の大原則として、不必要なものは使ってはいけません。また効果が出ていないもの使うべきではありません。なぜならば、ほとんどの薬に副作用や中毒といった薬害リスクがあるためです。薬は食品とはまったくの別物、つまり体にとっての異物であり、健康や寿命に悪影響を及ぼす恐れがあります。薬が効いているのか不明という状態は好ましくなく、不必要な薬物療法の温床になりかねません。まず獣医師に「何をもって効いていると言え...[さらに表示]
飼い主の盲点

超高齢ペットが教えてくれる、私たちの勘違い

長寿の方法は誰もが知りたいところです。ネット情報を探しまくって、見つけたと思ったらハズレ記事。そこから脱出する方法をひとつ示します。画一的な答えまでは至りませんが、逆にまったくの手探りではありません。まずは人の長寿例、そしてペットの長寿例を挙げます。手本は示されています。そこから何を得られるか、私の分析も載せましたが、ぜひご自身でも考えてみてください。考える価値は、大アリです!人の超高齢者データジ...[さらに表示]
飼い主の盲点

ペットにモテる方法、彼らの行動原理Q&A

ペットにモテる人ってどんな人ですか? 一言で言えば、威厳があって利他的な人です。優しいだけでも、厳しいだけでもない。テクニックから入るのは良くないとは思いますが、そのうえである程度のコントロール、それはアメとムチみたいな、我慢とご褒美みたいなものです。ペットは飼い主を本能で理解しています。「相手を知り、己を知れば百戦危うからず」。その本能を無視して、人の都合でコントロールすることには限界があります...[さらに表示]
病気の本音

がん(悪性腫瘍)の本質がわかるQ&A

がんとは何ですか? 正常な細胞が何らかの原因で制御を失い、無限に増殖し続ける状態です。通常、細胞は一定の寿命があり、古くなると自然に死んでいきます(アポトーシス)。がん細胞はこの「死ぬ仕組み」が壊れており、死ねなくなった細胞とも言えます。増え続けることで周囲の組織を侵し、やがて臓器の機能を奪っていきます。実はがん細胞は健康な体の中でも毎日生まれています。しかし正常な免疫機能がそれを毎日駆逐していま...[さらに表示]
薬の本音

ペットの薬の副作用を調べる方法

薬の副作用を知らずに使い続けることは危険です。なぜなら副作用を病気だと勘違いして、さらに薬が追加される可能性があるためです。ますます副作用リスクが上昇してしまいます。以下の3つの方法で、一通り調べることができます。① 医薬品公開情報検索ボット(岡田作成) まずここから入るのが一番手軽です。信頼できるデータベースや公的情報を横断的に収集してくれるボットです。2026/4現在のChatGPTの仕様では...[さらに表示]
薬の本音

安全神話が崩れる薬の本音Q&A

薬って飲み続けないといけないんですか? 必ずしもそうではありません。基本的に薬は対処療法と言って、病気を根治させるものではありません。体を正常化させるのではなく、都合よく変化させようとするものです。それで納得できるなら続ける。それがおかしいと考えるなら、別の方法を探る。つまり飼い主の方針によって、それぞれ答えは変わってしまうとも言えます。ちなみに私の場合は、医者に言われようができる限り薬は控えると...[さらに表示]
病気の本音

病気の本質を明らかにしていくQ&A

病気って生まれ持っての個体差ですか? 個体差もありますが、弱い要素です。現代の病気は生活習慣病が多く、つまり生活の中に原因があります。良かれと思っていた食事が裏目に出ていたり、ストレスによる肉体への影響を軽視していたり。あとは薬の副作用を知らずに病気にしてしまうケースは意外と多いと推測しています。つまり正しい知識で減らせる病気ばかりです。誤解を恐れずに言ってしまえば、おかしな情報が病気を作っている...[さらに表示]
医療の本音

動物病院との正しい付き合い方Q&A

動物病院の数って、多すぎませんか? 多いと思います。私の調べではペットの数は急減していますが、動物病院の数は増加しています。完全に矛盾していますが、それを支えているのが一人ひとりの窓口負担額。一匹あたりの医療費は15年程度でおそらく倍以上に増えています。セカンドオピニオンって、失礼じゃないですよね? 失礼ではなく、飼い主が活用するべき制度です。転院ですら飼い主の権利ですが、セカンドオピニオンはもっ...[さらに表示]
相談室

理解が追いつかない、知識の増やし方

知識も食事も一緒ですよ!ただ飲み込むのではなくて、咀嚼して体に取り込みます。入れるだけでなく理解が大切です。スピードは人それぞれですので、マイペースで自分の栄養にしてください。
栄養の本音

常識が非常識になる栄養科学のQ&A

空腹時間で長寿って、どういった仕組みですか? 動物の体は食糧難の時代にあわせて設計されており、長い空腹時間は体に負荷が少なく、壊れにくい。病気が減るために寿命が短くなりにくい。つまり長寿になりやすいということです。現代の我々には想像できませんが、つい200年前まで人は常に飢餓に悩まされ、食べるものが無くて死ぬ人もいました。人に依存して生きる犬や猫たちも同じです。500年前、1000年前、1万年前、...[さらに表示]
飼い主の盲点

目のウロコが剥がれ落ちるQ&A

Q1. 残飯で長生きしている子がいるのはなぜ? 食材がワンパターンではなく、多様性がある。人との差別感があまりない。Q2. 最高齢のペットが38歳って本当ですか? 本当だ。38歳の猫が世界記録で、同じ人が少なくとも6匹を30歳以上に育てている。つまり飼育方法の正解はすでに示されている。Q3. 長寿のギネス記録って最近は更新されてないですよね? ここ20年間更新されていない。最近の栄養学、飼育法に問...[さらに表示]
相談室

今日2回吐いたが受診するべきか?前回は問題ないと言われた

病院に行くべきかを現状だけで決定するとなると難しいと思います。決まりではありませんが、参考までに次のような判断基準で考えてはどうでしょうか。①時間が経つほど、どんどん体調が悪くなってくる②時間が経つほど、落ち着く、良くなってくる①の場合は受診したほうが安心です。②では受診の必要性は下がりますが、もちろん受診するのは構いませんし、それはもう人それぞれの自由です。
相談室

アルブミン2.2、タンパクは摂れてるのに低い理由(元気、肝機能改善傾向)

アルブミン2.2が低めなのは確かです。ただ肉不足を原因とする考え方には、私も違和感があります。病気ではない可能性も考慮しつつ、腸内へのタンパク漏出の可能性から、腸活に取り組んではどうでしょうか。以前話した納豆などの発酵食品、あとは消化の悪い炭水化物も善玉菌を喜ばせます。具体的には根菜類をトッピングするのはどうでしょう。いまよりさらに肉を増やという指示はリスクを内包しており、腸内悪玉菌は増加、アンモ...[さらに表示]
相談室

GPT150、元気なうちにプラセンタを始めていいか?(肉多めの食事)

数値だけで考えるなら、GPT(ALT)150は、肝臓病だとしても初期の初期。元気であることからも、むしろ健康に近いと考えます。プラセンタを与えるのはもちろん大丈夫。本当に肝臓が悪くなれば、結局は肉を減らすことになる。今のうちからゆっくり減らしフード換算で20%くらいに持っていきましょう。
病気の本音

【肝臓病まとめ】原因から対処まで

肝臓の役割肝臓は腹腔内の右側にある大きな臓器で、生命維持に欠かせない多くの機能を担っています。中でも特に重要なのは以下の3つです。解毒 食べ物に含まれる化学物質や、体内で生じる有害物質を分解・無毒化する。薬の代謝もこの一部です。代謝 糖・脂質・タンパク質などの栄養素を必要な形に変換したり、一時的に蓄えたりすることで、体のエネルギー供給と維持に貢献します。排泄 代謝の過程で生じた老廃物を胆汁に混ぜて...[さらに表示]
病気の本音

【皮膚ケア・対談音声つき④】アルピニアの本音と余談

ここまで3回にわたって、皮膚炎のメカニズム、マラセチア、薬との使い分けを話してきました。今回はいよいよ本題です。アルピニアとは何か。どう使うのか。実際の変化はどうなのか。開発者である佐々木先生に、包み隠さず話してもらいました。佐々木先生との対談音声(④)今回はとくに熱が入るセクションだったので、長めの対談になってしまいました。すみません。散歩中にでも聞いて頂ければと思います。佐々木動物病院の改善率...[さらに表示]
病気の本音

【皮膚ケア・対談音声つき③】薬の役割と限界

前回まで、アレルギー性皮膚炎からマラセチアへの連鎖、シャンプーの落とし穴について話しました。今回は「では薬はどう使うべきか」という、飼い主が一番迷うところを佐々木先生に直接聞きました。これまでの対談と重複する内容もあります。ただ薬剤師として、偏った話はしたくない。アイテムを紹介するにしても、薬を叩いて良さを強調するようなことにはしたくないのです。その性分で、あえてこの回を作りました。佐々木先生との...[さらに表示]
病気の本音

【皮膚ケア・対談音声つき②】マラセチア皮膚炎とシャンプーの関係

前回はアレルギー性皮膚炎から細菌性皮膚炎への連鎖について話しました。今回は、特に治りにくいと言われるマラセチア(真菌性皮膚炎)について、佐々木先生に深く聞きました。飼い主がやっていることが、実は悪化の原因になっているという、ちょっと耳の痛い話です。佐々木先生との対談音声(②)マラセチアじゃなくても、勉強になると思います。シャンプーのところは飼い主みんなに知ってもらいたい。※際どすぎる部分を一部カッ...[さらに表示]
病気の本音

【皮膚ケア・対談音声つき①】なぜペットの皮膚は弱いのか

ペットの皮膚炎で悩んでいる飼い主は多い。動物病院に行くと抗生剤やステロイドが処方される。一度治っても、また再発する。そのループに疲れている方も少なくないと思います。今回、アルピニアの開発者である佐々木先生と対談しました。臨床現場で日々ペットの皮膚炎と向き合っている獣医師の言葉は、私の認識をさらに整理してくれるものでした。佐々木先生との対談音声(①)文章に書き出しきれないボリュームの対談です。全部聞...[さらに表示]
病気の本音

【腎臓ケアまとめ⑤】その他のピース

腎臓は寿命を決定づけるほどの重要な臓器。その腎臓を守るための知識とアイデアを複数の記事で紹介してきました。しかしながら腎臓は身体から独立しているわけではありません。腎臓が体に影響を与えるのと同時に、全身の健康状態も腎臓に影響を与えます。まだまだ伝えきれていないことは多々あります。その一部をここで紹介しますね。良いアイデアは、組み合わせることで相乗効果を発揮し、結果として成功率を高めます!葉物野菜か...[さらに表示]
病気の本音

【腎臓ケアまとめ④】ストレス管理の失敗

これまで『高タンパク食』や『尿量不足』といった、物質的な要因がどのように腎臓の限界を超えさせるのかをお話ししてきました。今回は、腎臓の寿命を左右するもう一つの巨大な要因、「ストレス管理の失敗」についてお話しします。「ストレスは万病の元」とよく言われますが、これは単なる精神論ではありません。目に見えないストレスが、いかにして「物理的」に腎臓を破壊していくのか。現代医療が軽視しがちなこの重要なメンタル...[さらに表示]
病気の本音

【腎臓ケアまとめ③】飲水量と塩分の不都合な真実

前回はペットの腎臓の負担として、高タンパク食と過食について触れました。生命の本来の仕様と現代の食事のズレが、いかに内臓の限界を超えさせているかの話でした。今回は、腎臓の寿命を左右するもう一つの大きな要因、「尿量不足(飲水量の減少)」についてお話しします。この問題を考える上で、外せない前提があります。それは「飲水量と塩分はセットである」ということです。ここで、現代の動物医療が抱える少し「不都合な真実...[さらに表示]
病気の本音

【腎臓ケアまとめ②】高タンパク食と過食

こんにちは。岡田です。前回は、腎臓がゴミ処理場ではなく、身体の究極のエコシステムである「リサイクルセンター」であることをお話ししました。今回は、その大切なフィルターに日々ダメージを与え続けている原因の一つ、「高タンパク食と過食」についてお話しします。少し専門的な生命科学のメカニズムも出てきますが、分かりやすく順番に解説していきますので、ペットを抱っこしながらゆっくり読み進めてみてください。腎臓の負...[さらに表示]
病気の本音

【腎臓ケアまとめ①】腎臓病の理解と現状

この「腎臓ケアの知識とアイデア」シリーズでは、ペットの健康長寿を決定づける最大の要である「腎臓」について、いくつかのテーマに分けてお話ししていきます。皆さんはどの記事から読んでいただいても構いませんが、まずは腎臓という臓器の「本当の姿」を知っていただくために、この『①腎臓病の真実』から目を通していただけると嬉しいです。がんに並ぶ死因のトップ、それが「腎臓病」私が日々受けている相談において、腎臓病は...[さらに表示]
病気の本音

【胆泥症まとめ】原因から対処まで

健康な胆のうの構造と活動私たちは「胆泥(たんでい)」という現象を語るとき、どうしてもその中身である「胆汁」の状態に目を奪われがちです。しかし、「胆泥の問題」の主体は胆のうの収縮力不足です。本質的な理解のためには、胆泥が生じる「胆のう」という臓器が、生体内で何に反応して、収縮しているのかを知る必要があります。すでに私の推奨するアルピニアなどのサプリメントを活用されている方は、その働きを最大限に引き出...[さらに表示]
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