代謝が良いほうが健康的ですよね、たしかにそうです。ですけど、代謝が良いって、どういうことだと思います?きっと多くの飼い主さんは勘違いしています。
そもそも「代謝が良い」って日本語、ちょっと意味がわからないよな~
それが私の率直な感想ではありますけれど、そのうえでまいります!
岡田の結論としては、代謝が良いというのは、限界までフル稼働している状態のことではなくて、たぶん代謝機能に余力があるよってこと。そんなニュアンスでしょう。
代謝の良さはエンジン性能のこと
本当に代謝が良い状態というのは、こんなイメージです。大きなエンジンを積んだ高級車が余裕を持って走っている状態。必要な時にパワーを出せて、アイドリング時は静かに落ち着いている。
対して、アクセル全開で走っている軽自動車。うなるエンジン、きしむタイヤ。これは代謝の良さとか関係なくて、限界状態ってことです。
こんな感じで、代謝の良さとは、燃料をたくさん使うことではありません。車が持っているポテンシャルの話ですね。
では、よく「代謝が良さそう」と思われがちな状態を見てみましょう。
- 大食い選手のように食べる
- 動き回る、とにかく活発
- 体温が高い、呼吸が速い
- うんちの量が多い
せっかくなので、これらをくっつけて文章にしてみました!
『常に満腹、じゃぶじゃぶ入ってくる過剰なカロリーや栄養素。体を動かして消費量を増やすけど間に合わない。筋肉があるのにタンパク質がどんどん入ってくる。どうやっても使い切れない。じゃあ無駄でもいいから燃やして熱にして捨てちゃおう。次の問題はこの大量の燃やしカスをどうするか。腎臓には悪いけど、頑張って尿に捨ててもらおう。いやでもそれじゃ腎臓が壊れる未来しか見えない。そうだ、良いこと思いついたぞ!そもそも吸収するのをやめてウンチに捨てちゃおう、そうだそうしよう!』
なかなか激しいですよね!でも大食いチャンピオンはこんな感じのはず。もしどこか滞ればブクブク太りますけど、それが正常な反応。太らないほうが異常と考えるべきかな~
テーマに戻れば、こんな大量消費型の状態を「代謝が良い」ってことにして良いかってこと。なんか違う。ズレてる感じがありますよね。このまま「代謝が良い=健康的」にするには、さすがにちょっと無理がありそう。
「代謝の良さ」っていうのは、身体のポテンシャルのこと。目には見えないし、食欲や散歩の様子からもわからない。だから私は「代謝の良さ」という言葉に違和感を感じちゃうわけです。
そのうえで、ときどきエンジンを回すことも大事。
車って長期間放置してると、エンジンが回らなくなってきます。だから、ときどき思いっきって回してあげることも大切です。
スポーツカーだって全然長持ちします。20年前の車もときどき見かけますよね。格好良い!だけじゃなくて、大切にしてるオーナーの想いが伝わってきます。
きっと新車の頃は、無茶な運転をしてたでしょう。スポーツカーなんですから。でも長く乗って、味が出てきて、まさに自分の相棒になった。いろいろ手間がかかるようになってきて、どんな運転なら長持ちするか?
答えなんかわかっています。
人生も一緒、健康も一緒。「代謝が良い」や「代謝を良くする」という言葉が乱用される世の中で、我々はその本質を正しく捉え、使いどころを見定めたいですね!