病気の本質を明らかにしていくQ&A

病気の本音

病気って生まれ持っての個体差ですか? 個体差もありますが、弱い要素です。現代の病気は生活習慣病が多く、つまり生活の中に原因があります。良かれと思っていた食事が裏目に出ていたり、ストレスによる肉体への影響を軽視していたり。あとは薬の副作用を知らずに病気にしてしまうケースは意外と多いと推測しています。つまり正しい知識で減らせる病気ばかりです。誤解を恐れずに言ってしまえば、おかしな情報が病気を作っているという見方も可能です。


同じ病気でも治る子と治らない子がいるのはなぜですか? これも個体差で片付けてはいけません。まず病院によって診断が異なるケースが多いこと、治療法が異なることが挙げられます。あとは治療に丸投げするか、家でセルフケアを加えるかといったこと。つまり飼い主の取り組み、その前提となる知識の差、観察と修正ができているか、そうしたことが挙げられます。


自然治癒力って本当にあるんですか? あります。自然治癒力というと広範囲ですが、例えば傷が癒える、腫れがおさまる、風邪が治る、下痢が止まる、吐かなくなる、そうしたことはすべて自然治癒力です。ついでに誤解を解いておくと、抗生物質で感染症が治るわけではありません。免疫力(自然治癒力の一部)を少し助けてくれただけです。実際に抗生物質が効かないケースは山程ありますが、それは耐性菌がうんぬんと説明するよりも、免疫力が弱いためと説明するほうが科学的で本質的な見方です。


ストレスって本当に病気の原因になりますか? はい、なります。わかりやすいところから挙げれば、うつや不眠、攻撃性の増強といった精神疾患です。その延長で脳や神経の障害もあります。内臓で言えば腎臓とストレスの関わりは有名です。他にも脈の乱れ、過呼吸、血管収縮、ストレスホルモン増加、自律神経の乱れなどによって、心臓病をはじめとする循環器疾患、肺疾患、皮膚炎、アレルギー、各種感染症、がん、そうした病気が増えやすくなります。


予防って結局何をすればいいんですか? 正しい栄養摂取とメンタル管理、医原病(副作用など)の回避あたりでしょう。あとは体を鍛えて強くしておくこともとても重要です。すべては飼い主にかかっていますので、知識のアップデートは必須でしょう。つまりみなさんの嫌いな勉強が大事ということですね。でも大丈夫です。私とでしたらきっと楽しく学べます。