学習意欲の動力源として、好奇心があります。
「不思議!どうして?どうなってるの!」
世界がキラキラ見えた子供の頃、私たちは好奇心に満ち溢れていたはずです。
もっと知りたいという強烈な欲求が、自然と学びに結びついていました。
しかしながら、その好奇心は成長とともに失われていくのが常です。
日本には教育システムがあります。
勉強が好きでも嫌いでも、小学校と中学校で勉強を受けなくてはなりません。
でもそのおかげで、国語、算数、理科、社会について基礎的な部分を学ぶことができます。
好奇心の有無に関わらず学ぶことができます。
さて大人はどうでしょう。
好奇心はかなり希薄になってきます。
義務教育もありません。
基本的に私たちは学びやすい環境にいないのです。
レジャーや趣味、遊び、テレビやゲームに動画鑑賞。
グルメ、昼寝、夜ふかし。
目の前は楽しいことだらけ。
のめり込んでも注意してくれる人がいません。
本気で怒ってくれる人がいません。
さらには仕事、子育て、介護、地域の会合と時間もありません。
学習環境としては最悪なんですよね。
それをわかったうえで言います。
学びましょう。
そのほうが得ですから。