【ペットフードの真実】食品ではなく、法律上は雑貨

食事と栄養

毎日愛犬愛猫に与えているペットフード。法律上、実は食品ではありません。日本の法律上の扱いは雑貨です。

そのためペットフードの安全基準はかなり緩めです。

家畜飼料は「飼料安全法」で守られている

理由がシンプルで——飼料安全法の目的は「家畜等の安全を確保するとともに、畜産物等の生産の安定に寄与すること」です。

つまり家畜は「食べられる側」なので、その飼料は人間の食の安全に直結する。だから厳しく規制されています。

 

ペットフードを守るもの

ペットフードは飼料安全法の対象外で、「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)」で規制されています。これはかなり緩めです。

  • 家畜飼料→人間が食べる動物に与えるもの→飼料安全法で厳しく管理
  • ペットフード→人間が食べない動物に与えるもの→ペットフード安全法で管理、2009年より前は野放し

規制の厳しさの差は「人間が食べるかどうか」で決まっています。嫌な言い方ですけど、ペットは食べないから、その餌は緩い。

完全に人間中心の発想です。でも地球の支配者は人間ですから仕方ないことです。

ときどき「ペットは法律上モノ」という話をしますけど、ここでも繋がっています。

 

 

添加物の問題

人間の食品では使用が禁止されている添加物が、ペットフードでは使用可となっているケースがあります。

代表的なのがエトキシキンです。ダイオキシン類に分類される化学物質で、人間の食品への使用は禁止されています。しかしペットフードでは75ppm以上の添加が認められています。

人間の食品基準では許可されないものが、ペットフードには入っている可能性がある。これが現実です。

※すべてに入っているということではありません。

 

 

まとめ

基本的にペットフードは人間が食べてはいけません。

味見で少量なら問題になりにくいですが、常用すると健康を害する恐れがあります。人間の食品基準を満たしていない添加物が含まれている可能性があるためです。

おそらくですが、メーカーはすべて教えてくれないでしょう。

私がペットフードを選んだときは、直接会社を訪問して話を聞きました。はっきり言って成分を聞いても、全てはわかりません。ですので、結局は、その会社オーナーが信用できる人かどうかを一番見ています。

毎日ペットに与えているものが、法律上は雑貨と同じ扱いである。この事実を知った上で、原材料や添加物を自分で確認してください。

 

補足

あとはこれも知っておいてください。視野が広がりますし、ペットフードが雑貨だと知ったうえで、多少は許容するという正しい判断が出来るようになります。

話が面倒になり恐縮ですが、実は身体というものは、少々悪いものを摂ることで強くなっていきます。防御力や代謝、排泄能力が強化され、長生きのためのベースができあがります。そのため箱入り娘よりも、泥んこ遊びをしている子のほうが強くなるのです。

現代において、完璧な食品などありません。呼吸する空気だってカビやウイルスが混じっています。そして完ぺきを求めると逆に弱くなるという見方もあるわけです。

「難しい」と、不安と悩みで暮らすより、「そんなもんだ」とゆるく生きるのが正解かもしれませんし、私はそのスタイルです。

 

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